メンタルヘルス学会について
理事長挨拶

ごあいさつ

 この学会は、学校教育・学校保健におけるメンタルヘルスの研究を促進するとともに、学校における児童・生徒・学生と教職員のメンタルヘルスの保持増進に寄与することを目的とした学会です。
  もちろん、学会として存在する以上、「学校メンタルヘルス学」の構築を目指すべきことは当然のことです。それはつまり、「学校メンタルヘルス学」として、独自の研究対象と研究方法を有していることを意味します。「学校メンタルヘルス学」の構築のためには、対象領域の現状を調べること、関連する周辺の事情を明らかにすること、そして活用できる理論や技法を収集・整備することなど、やらなければならないことが無数に存在しています。
  そして、こうした研究活動の成果を生かすことによって、学校に関わる人々のメンタルヘルスの向上に寄与することができると考えられます。

 私は、理事長として務めた2005年度からの3年間において、この学会の学会としての体制固め、いわばハードウエアの整備に力を注ぎました。この度、2008年度からの2期目に入るにあたり、この学会の本来果たすべき役割を再確認し、「学」の構築に向けた活動に取り組むことを決意いたしました。
  学校メンタルヘルスを取り巻く状況は、ますます悪化していく様相を呈しているように感じられます。こうした時こそ、確実な証拠固めを怠ることなく、地道な研究の積み重ねによって、進むべき方向を指し示すことのできる「学校メンタルヘルス学」が重要な意味を持ってきます。
  会員の皆様、そして学校メンタルヘルスの問題に関心を持つ研究者・実践者の皆様が、この学会を舞台として知恵を出し合い、それらが集約されることによって大きな力となることを願っています。

日本学校メンタルヘルス学会
理事長 近藤 卓

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